大人気ノヴァブラストも気がつけば6代目。前作は素晴らしかったが今作はいかが?
ノヴァブラスト6 について
『ノヴァブラスト』はアシックスの『ブラストシリーズ』に属する、沈んで跳ねるバウンス感が特徴のシューズ。イメージとしては、反発力の弱いトランポリンの上を走っている感覚。シューズが弾むことで軽快に走れることが売り。今作は前作のミッドソール素材からトランポリン構造箇所に、より強い反発素材を搭載し、アウトソール材のグリップ力アップなど良アップデートの予感だが実走の感想はいかに…?

外観
側面
アッパーは『エンジニアードウーブン』を採用。見覚えがある…。っと思いシューズボックスを漁るとメタスピードパリやスーパーブラスト2と非常に似たアッパーだったことに気づく。前作は二層構造でジョグシューズらしいアッパーであったが、今作は軽量スピードに寄せている。



カラーリングは水色を購入。理由は発売日が夏だったので爽やかな色が欲しかった。あと同時期に発売されたメタスピードシリーズも水色だったため、アシックスの推しカラーなんだと思い従った。とはいえ、ダイナブラスト5も同じような色を持っているため迷ったが、まぁヨシとした。


背面
プルストラップに反射材も削除されノッペリとした印象。前作より少しでも軽くしたかったことが公式サイトからも窺える。「重くなるくらいなら消しちゃえ!」っという方針かな?俺もそれは賛成。でも反射材まで削除する思想はもうレースシューズなんよ。スピードジャンキーのアシックス嫌いじゃない。


靴底
今作の目玉が目白押し。アウトソール材は、前足部にグリップ重視の『ASICSGRIP』、中足部以降は耐久重視の『AHAR LO』を採用。ついにノヴァブラストにも『ASICSGRIP』が採用!これはとても嬉しい。アシックスマンセー。白色箇所はミッドソール材にて新規追加された『FF TURBO SQUARED』の主張が激しい。改めて見ると、アップデートポイントが前足部に集約されている。

重量
28cm/258g
手に取って軽い!っと驚くほどではないが、28cmで250g台は軽い。

| シューズ名 (28cm) | ノヴァブラスト6 | スーパーブラスト3 | ペガサスプラス | EVO SL |
| 重量 (実測値) | 258g | 242g | 259g | 235g |
価格
定価:17,600円(税込)
前作より1,100円値上げ。今作は19,800円くらいになるのでは…?っと予想していたが、相変わらず国内に優しい価格設定。ありがとうアシックス。お前はええやつやな。ちなみに新作の度に1,100円ずつ値上げされる。つまり次作は18,700円。Q.E.D.(証明完了)。B.B.Q.(焼却完了)。
| シューズ名 | ノヴァブラスト6 | スーパーブラスト3 | ペガサスプラス | EVO SL |
| 定価 (税込) | 17,600円 | 26,400円 | 19,800円 | 19,800円 |

サイズ感
通常サイズorワンサイズアップがオススメ。
個人差あると思うが、最近アシックスのサイズ感が以前と比べ合わなくなってきている。ナイキやアディダスと同じサイズ感に合わせに行っている?気もするが、俺の足が26.3cmという半端なサイズであることが一番の問題かな…。前作は通常サイズ(27.5cm)で購入して少し小さく難儀したため、今回は思い切ってワンサイズアップ。メタスピードやマジックスピードと同様のサイズ感で購入することをオススメする。
♦参考:他シューズサイズ
ゲルニンバス27&28→27.5cm
スーパーブラスト3→28cm
ペガサス41→28cm
メタスピードシリーズ→28cm

ファーストインプレッション
だいぶ硬くなったな!前作と同じ『FF BLAST MAX』とは思えない様変わり。走り出すと他ジョグシューズに比べ推進力はある。けど、、、トランポリン構造特有のポンポン感が感じられないゾ?なんか特徴弱くなってないか…?っというのが初感。
うーーーん。正直微妙。個人的にあまり好きじゃない。ノヴァブラスト4に回帰した感じ。確かに推進力はあるが、ブラストシリーズの特徴的なポンポン感が感じ取れず、走っていて「このシューズ楽しい!」という特徴がなくなった。こうなると「他社のテンポアップシューズ(EVO SLやレベル5とか)で良くね?」ってなってしまう。ブラストシリーズの強み(特徴)が消えてしまって残念。

どのシューズと似てる?
ノヴァブラスト4を分厚くした感じ。現行品だとEVO SLを分厚く、重くして、推進力を少し下げた感じ。なんか悪口みたいな感想だけど、他意はない


クッション性能について

HIGHレベル:厚みはあるがクッション感が硬め。
ドロップ差:8mm(前足部33.5mm / 踵部41.5mm)
ミッドソール構造は、前足部のみ『FF TURBO SQUARED』を搭載し、他は『FF BLAST MAX』を採用。クッション感は硬めで、他シューズで採用されている『FF BLAST MAX』を想像して履くと、あまりの違いに驚く。のんびり走るジョグよりも、少し息が上がるグレーなジョグ(テンポ走)で履くのが心地良い。おや?スーパーブラストと立ち位置が被ってきてないか?気のせい…だよね?

【徹底解剖】シューズの特徴
愛しのASICSGRIP
長年採用して欲しいと願っていた『ASICSGRIP』がついに採用!素直に嬉しい。蹴り出しの推進力を逃さず、雨上がりの路面やタイルなど気にすることなく走れるようになった。

フィット感に通気性は抜群
踵部の肉厚クッションは前作から健在。アキレス腱にフィットし靴が脱げる感覚は一切ない。またアッパーが1層構造に変わり、通気性が非常に良くなった。この暑い夏も蒸れ知らずでシューズトラブルとは無縁。さすがアシックス。

気になる点
ポンポン感が感じられない
ブラストシリーズの特徴であるポンポン感は何処へ…。推進力は確かにあるが、シューズとしての面白味は弱くなった。『FF TURBO SQUARED』が硬く、沈み込みが弱いのかな?当方体重70キロで沈み込みを感じられないため、他ランナーも難しいと思う。

前作よりも使用できるペース帯がシビや
クッションが硬めでのんびり走るとシューズの旨み(良さ)が感じられない。少し早めのテンポくらいで走るとシューズの推進力を強く味わえ、一番美味しいペース帯だと感じる。前作と同じ感覚を想定して乗り換えると失敗するのでご注意を。

ノヴァブラスト6 がオススメな人
個人的に購入して失敗した。ノヴァブラストシリーズの良さはペースを気にせず味わえるポンポン感。早いペースは上位モデルのスーパーブラストに任せたら良い。なのに今作は、ポンポン感が弱く、推進力が強めでのんびりペースは走りにくい。ノヴァブラストの良さが完全に失われている。要するに、前作のノヴァブラスト5の完成度が高すぎたのが全部悪い。
適正ペース
サブ3レベルの私が何も考えず気持ちの良いペースで走ると4分30秒〜4分50秒で走っていた。遅めペースで走るには意識して走らないと難しい。勝手に息が上がるペースで走ってしまう。
オススメする人
・テンポ走で使用するシューズを探している人
・クッションは硬めが好みの人
・グリップ力のあるシューズが好みの人
まとめ
総括:出来の良い兄弟を持つと辛い
ノヴァブラスト3は柔らかめ。4は硬め。5は柔らかめ。6が硬め。という奇数は柔らかく、偶数は硬めで発売してる気がする。似たシューズが発売されてもユーザーは乗り換えないですし販売戦略かな。ただ、ここまでガラッと印象の変わるシューズになると、ユーザー評価が二分化するためシリーズとしての信頼性が落ちそうで心配。個人的に柔らかめでポンポン感が味わえるシリーズが好きだけど、硬めでコスパよくテンポ用シューズを購入できるのを好む人もいるのかな。そうだといいな。

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