【レビュー】ミズノ ウエーブライダー30 ジョグで足が整う

-シューズ-

ついに30代目!各メーカー節目は力の入れ具合が違う。様変わりした今作の実力はいかに…?

ウエーブライダー30 とは

1997年発売開始からミズノで一番売れているランニングシューズであり、ナイキのペガサス・アシックスのゲルカヤノに並ぶ有名なジョグシューズ。特徴は、初心者でも履きこなしやすい安定感と地面を蹴って進める設置感。が従来の特徴であったが、今作は大きく方針転換。安定感をそのままに足を優しく守るクッション性能(厚底)へ進化。厚底になり蹴って走れるジョグシューズ性能は失われたのか?良い進化が出来たのか?チェックしていく。

引用元:ウエーブライダー30 公式サイト

外観

側面

アッパーは二層構造のエンジニアードメッシュを採用。二層構造は生地が厚くなり、通気性が悪くなるが、足に吸い付くワンランク上のフィット感に加え、上質さが増しプレミアムなシューズ体験が得られる。

カラーは30周年記念モデルの白黒をチョイス。波をモチーフに描かれているとのこと。確かによく見ると波の模様になっていて面白い。定番カラーは8月頃から順次発売。

背面

「これプルストラップとして使えるのか?」っと思わせるほど低い位置に反射材入りで配置。着用時よりも持ち運びや、干す時に活用できそうなデザイン重視の設計かな。ヒールカップはかなり頑丈な補強剤入りで、着地時に踵がブレない安定感向上に大きく貢献する。

靴底

アウトソール材は『X10』を採用。ミズノでお馴染みの高耐久アウトソール。過去経験上600キロは持つと思う。また過去作に比べ、中足部の設置面積を広げて安定感をアップ。

重量

27.5cm/274g
ジョグシューズとしては並の重量であるが、プレート入りモデルとしては軽い。「厚底」+「プレートフルレングス」っと重量が増える要素しかないアップデートにも関わらず、重量維持をしてきたのは凄い。今作の力の入れ具合が見て取れる。

価格

定価:19,800円(税込)
前作から2,200円の値上げ。初心者が手を出すには躊躇する価格帯であるが、今回のアップデートに対して2万円を切る価格で発売してくれたのはありがたい。この価格にありがたいとか思う時点でかなり飼い慣らされている自覚はあるが、昨今のジョグシューズとしては定番になりつつある価格帯。

引用元:ウエーブライダー30 公式サイト
シューズ名ウエーブライダー30ゲルカヤノ33ペガサス42クリフトン10
定価 (税込)19,800円22,000円17,600円19,800円

サイズ感

通常サイズでOK
過去作のウエーブライダーと同サイズで問題なし。

♦参考:他シューズサイズ
ネオビスタ→27.5cm
ノヴァブラスト4&5→27.5cm
ペガサス42→28cm
EVO SL→28cm

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ファーストインプレッション

本当に分厚い!ウエーブライダーとは思えない様変わりに驚き。これだけ分厚くなったのに着地時にブレる感覚はなく安定感は抜群。今作はレースシューズ並に力入れて開発してないか?っというのが初感。
素直な感想として、久々にウエーブライダーで感動したのが嬉しかった。今までマイナーチェンジ程度のアップデートは行われてきたが、前作から大きく変わらない進化だったため感動することはなかった。ただ今作は新シリーズとして発売するのが正しいんじゃないか?っと思うほどに変わった。やっぱり節目って凄いんだなぁ〜

どのシューズと似てる?

シューズの厚みや履き心地がニューバランスの1080v15と似ている。ただ、反発力は1080v15の方がある。そのため初心者には安定感のあるウエーブライダー30を。走ることが習慣化しておりジョグシューズでも推進力が欲しい方には1080v15がオススメ。

【レビュー】ニューバランス 1080v15 これは売れる
「まったく新しくなって新登場」という文言に見事釣られ購入レビュー。

クッション性能について

HIGHレベル:プレート搭載で沈み込まない分厚いクッション。
ドロップ差:8mm(前足部34.5mm/踵部42.5mm) 転がる感覚はない。
厚みだけを見るとMAXレベルに分厚いが、プレートが搭載され沈み込むような柔らかさはない。分厚く沈み込みが発生すると安定感が欠けるため、今作からフルレングスでプレートを搭載してきた。ミッドソール材は2層構造であり、上部は反発力重視の柔らかい素材。下部は安定感重視の硬め素材を採用

引用元:ウエーブライダー30 公式サイト

【徹底解剖】シューズの特徴

ライダーで足を整える

シューズの助力を強く感じるほどの反発力はなく、転がるライド感もない。THEジョグシューっと言った感じ。この点はウエーブライダーらしい基礎に忠実なシューズ性能をしている。走らされる感覚は一切ないため、走り出しから身体のコンディションがよくわかる。「もう少し反発力が欲しい!転がるライド感で楽に走りたい!」っと考えるランナーは『ネオビスタ』など上位モデルを購入するのがオススメ。

足に優しくなった ただそれだけ

分厚くなり過去作から走行感覚が大きく変化したのか?っと期待していたが、良くも悪くも裏切られた。変わったのは、厚くなり地面を感じる設置感が消えたこと。反面、足に優しい着地によりロングランでも文句なしの足持ちを実現。昨今レースシューズは厚底が当たり前なので、時代の流れに合わせた進化は正解だったと思う。

気になる点

グリップ力がない

耐久性重視のアウトソール材『X10』はグリップ力皆無。濡れている路面では滑りやすいことが気になる。そろそろミズノも『G3』以外の独自アウトソール材の開発を頑張って欲しい。他社と同価格帯で比較した時に残念な気持ちになる。『ASICSGRIP』や『PUMAGRIP』など。トレランシューズも本格参入?してきている雰囲気あるので是非。

特にタイルの上はツルツル滑る

ウエーブライダー30 がオススメな人

個人的には購入して大満足。なぜかライダーを履くと感覚が良くなる。おそらく助力が少ないため、ポイント練習でレースシューズを履いた時に爆発的な恩恵を感じられるからだと思う。

適正ペース

特になし。出力に合わせてペース変動できるため。サブ3レベルの私だと何も考えず走った場合、5分/kmで走っていた。スピード練習でも使えないことはないが、オススメとは言えない。

オススメする人

・走り始めの初心者ランナー
・基礎脚力を向上させたいシリアスランナー
・蹴って走る人

オススメしない人

・シューズの助力で楽に走りたい人

まとめ

総括:これ履いてジョグするだけで強くなれる気がする
ライダーを履くと感覚が良くなるのは過去作からも感じており、今作が特別凄い!っという訳ではないが、なぜか感覚が研ぎ澄まされる。私だけなのかな…? ペガサスも42代目で着地衝撃を緩和する進化を遂げ、ライダーも同じ波動を感じるが、明らかにライダーの方が軽く、設置でもたつく感覚もない。不要なものは削ぎ落とし、必要以上の機能性もない。キラリと輝く特徴はないけど、それが実家のような安心感のある愛すべきシューズ。是非試して欲しいが、試し履きで購入の後押しがあるほどの感動は得られないので、買って・毎日走って・足が整っていく感覚を味わって欲しい。

おまけ

ミズノは公式オンラインショップで購入する際、無料でラッピングを選択することができる。もちろん、自分用で購入する場合もお願いできるため、ラッピング付きで購入すると自分へのご褒美というOL感覚を味わえる。何故か普段届くシューズよりもワクワクしてしまうので機会があれば是非。ありがとうミズノさん。コンビニ袋すら有料な時代に気前良すぎ。こういう細やかなサービスからファンは生まれると思う。私とか。

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