2025/2/16(日)に開催された北九州マラソンで人生初フルマラソンデビューしてきた備忘録。
結果
3時間1⚪︎分台でゴール。
レース前よりサブ3を目指すにはまだ早いと自覚していたため、3時間10分切り(キロ4分30秒)出来れば上出来。最悪3時間15分(キロ4分35秒)クリアを目標にとしてスタートラインへ。結果として、やはりサブ3にはまだ遠いなーっと感じた。レース展開や初マラソンで気づいた点を備忘録として残しておく。

当日の天候
曇りのち晴れ。平均気温10度弱。
雨予報であったが、奇跡的に天候が回復(日頃の行いってやつよ!)。レース待機中は一瞬降ったが、路面が濡れている程度で影響なし。当日まで、晴れ予報→雨予報→曇り予報っとコロコロ天気が変わったため、皆苦しめられたと思う。

レース展開


5キロ:渋滞で上手く走れない。初めはキロ6分くらいで走ることに。
10キロ:渋滞が緩和されるも起伏に苦しめられる。
15キロ:マイペースで走れるようになる。周りもレースシューズが多くなり眼福眼福。
20キロ:マイペースで走るもお腹に痛みが…?
25キロ:腹痛でペース維持が限界。対処するために色々試す。
30キロ:腹痛が治る。なぜかコース(道幅)が狭くなり、抜かすのが大変になる。
35キロ:喉の渇きが限界。ここにきて給水ポイントが減る。
40キロ:ラストの2キロが長い。ハムをガチ攣り。動けなくなる。
ラスト:観客の方々に励まされなんとかゴール。
装備について
寒がりなので厚着で参戦。装備は成功でした。
・ウェア:速乾性のランシャツ(こだわりなし)
・アームスリーブ
・タイツ:アシックスMSSタイツ
・ズボン:TIGORAマルチポケットパンツのロング
・ソックス:ItoiX セミロング
・シューズ:メタスピードエッジパリ


シューズはとても迷いましたが、路面が濡れている可能性を考慮して安心感のある『Asics Grip』採用のメタスピードエッジパリをチョイス。結果、水たまりも所々ありましたが、一切滑ることなく完走。選択して正解だった。そして42キロも走るとなると機能性タイツが馬鹿にできないですね。かなり効果を実感。少しの楽を積み重ねる重要性を痛感した。
補給食
0キロ:アミノバイタル ゼリードリンク
9キロ:アミノサウルス02
18キロ:アミノショット パーフェクトエネルギー
25キロ:アミノサウルスElite03
33キロ:アスリチューン(オレンジ味)
を食べました。
補給食については思い入れもあり、書き出すと長くなるため後日別記事で紹介します。

レース中に発生したトラブルと対処法
腹痛

20キロ地点で発生した腹痛がなぜ起きたのか本当にわからなかった。練習で一度も起きたことがなく「なぜ?」っと走りながら考えるも、どんどん痛みが強くなっていく。この時思いついたのは
・差し込みによる痛み
・補給食(ジェル)の消化不良
・冷たい給水による腹痛
の3つだった。「ひとつずつ潰していくしかない」っと走りながら対策。まず、差し込みはペースが早くなく、痛くなる部位がいつもと違う場所であったため違うと判断。次はジェルの消化不良を疑った。特に渋滞が酷く給水が飛び飛びであったため、次に来る給水ポイントで水を飲み胃の中のジェルを薄めてみようと考えた。結果さらに腹痛が酷くなった。よって、冷たい水による問題であると判断。だが、走りながらでは対処の使用がなく、手持ちのジェルを胃に入れてみる以外の方法がなかった。結果、ジェルを食べてから少しずつ腹痛が緩和されている感覚があり、約5キロほどで腹痛が引いてくれた。完全にラッキーであったが、復帰できて救われた。この時取ったのはアミノサウルスElite03「カフェインでなんとかなれー」っという気持ちで食べた。
ハムのガチ攣り

練習の40キロ走でふくらはぎを攣りかけたことがあったため、予兆が来たらペースを落とそうと考えたいた。だが、今回のハムストリングの攣りは予兆なく一気に来た。要因は30キロ以降給水ポイントが減り身体の乾きを感じている中で、ラスト550mの看板を見て「最後絞り出そう」と考えペースを上げたのが良くなかった。思いっきり攣ってしまった。ゴール近くで動けなくなったため、観客も多く皆さんに声をかけてもらえたのが温かかったが、情けなかった。こういう時、男性と女性でかけられる声援も違うなって思いました。男性は「ガンバレーあと少しだろぉ!?」って感じの激励が多く、女性は「大丈夫ですか!?可哀想に…。」と心配してくれた。心の中では「頑張って治るなら俺だって頑張るよ!!!」って思ってましたが、本当にありがとうございました。力にも良い思い出にもなりました(笑)。
反省点
初フルマラソンで上手くいくとは思ってなかったですが、想像以上に苦しんだ。
申告タイム

周りに迷惑をかけないことを意識した結果、申告タイムを4時間の過小申請で上げた。これは大失敗だった。抜かす私もしんどいが、抜かす回数が多くなれば事故する可能性も高くなる。悪手すぎた。さらに抜かしている最中に同じペースで走る人を探していたが一向に見つからず、同じペースの人には最後まで追いつくことが出来ないんだ!っとレース中に気づき笑ってしまった。ただマラソンって半年前に申請するので難しいですね。次からは志高く申告タイムを申請します。
冷たい水

過去のハーフマラソンでもキンキンに冷えた水を飲み、腹痛に繋がった経験あり。なのに今回もまたやってしまった。次回から気温の低いマラソンでは取らないようにします。
改善点
先の反省点を改善するのは当たり前として、来シーズンに向けてやらなければいけないこと。
45キロ走
コンスタントに30キロ走や40キロ走を実施していたが、今回40キロを超えて足を攣ったことや、最後に足が残っていなかったことから練習不足を強く痛感した。当日のレース以上の距離を踏み、足作りを行い再チャレンジしたい。
記録会は1シーズンに2戦は申し込む
「1シーズンで2戦出ても記録そんなに変わらないから1戦で良いでしょ」っと思っていたが、その1戦を万全の体制で挑むことが出来るなら1戦でも良いかもね。っと理解した。大会1週間前から妻が咳き込み始め「これ俺来週大丈夫か?」と予想外の不安を抱えることがあった。結果として無事であったが、精神安定を保つ意味や1戦にプレッシャーを感じすぎないためにも、2戦申し込むのが良いと感じた。具体的にはシーズン初めの12月頃とシーズン終わりの2月頃を目安にしたいと思う。


北九州マラソンについて感じたこと
RUNNETに書けよ!って話なんですけど、そう言わず聞いてください(笑)。
良かった点
・スタッフさんの誘導がスムーズ(待機ブロックの場所など的確に案内してくれた)
・男子仮説トイレに扉がなく回転率が高い(大便は男女共有トイレで行うことで時間短縮)
・アクセスが良い(新幹線駅から近い)

辛かった点
・折り返しが多い(ハムスターホイールか!?ってくらい細かく折り返すポイントあり)
・海沿いのため風が強い(耳元で風切音がうるさいくらいに吹き付ける)
・30キロ付近で道が狭くなる(30キロの壁で撃沈した人達でウォールマリアができ追い越せない)
・コンスタントにあったエイドが33キロ地点にない(なんで!?)

まとめ
総括:初挑戦は学びが多いもの。次に活かす。
3時間10分のタイムからサブ3達成までに数年かかる人の話をよく聞くので、自分もそうならないか心配な今日この頃。来シーズンが終わった時に悔いが残らないよう、トレーニングに励んでいきたい。日々同じ刺激だと変化は起きないため、来月からは新たなことにもチャレンジしていく予定。乞うご期待を!
おまけ
「フルマラソン後の疲労度ってどうなってるんだろー」って興味本位でスマートウォッチ(カロス)のアプリを開いたところ、1%になってて笑いました。瀕死ですやん。自分的にはまだ余力あったので予想外の結果。そして1%になることってあるんだなーって初めて知りました。
