【レビュー】ミズノ ウエーブリベリオンフラッシュ2 足に優しいレースシューズ

-シューズ-

2024年1月12日に発売された『ウエーブリベリオンフラッシュ2』
ミズノが推している『スムーズスピードアシスト』構造(以下SSAと記載)を試してみたいと思い、店頭試着したところ非常に感触が良かったため購入。何が良かったのかを紹介していく。

ウエーブリベリオンフラッシュ2について

ウエーブリベリオンフラッシュはシリーズ2作目となるシューズ。前作から大幅にパワーアップされ、もはや前作の面影はない。変更点は、
・同社フラグシップモデルで採用している『SSA』が搭載
・『WAVE PLATE』がフルレングス
・アウトソール素材が『G3』から『ラバーアウトソール』に変更

ターゲット層としては、フルマラソンでの3時間〜4時間切りを目指すランナー。このレンジのシューズは他メーカー含めラインナップが揃いひしめき合っている状態。その中でもウエーブリベリオンフラッシュ2が優れているポイントをチェックしていく

シューズ外観

側面

カラーは『ホワイト×ブラック×グレー』を選択。選択も何も発売当初はこのカラーしかラインナップがなかった。

目を奪う大きなクッション材はプレートを挟み素材が分かれている。
上層は『MIZUNO ENERZY LITE+
下層は『MIZUNO ENERZY FOAM』 を採用している。

背面

『SSA』搭載によりかかとが浮いている
またレースシューズにも関わらず反射材あり。各社レースシューズには軽量化のため、反射材を搭載しない傾向にある。フラグシップモデル(ウエーブリベリオンプロ2)の練習用として活用して欲しいという意思を感じる。

靴底

『WAVE PLATE』が誇らしげにこちらを見つめている。
アウトソールは『ラバーアウトソール』を採用
前作はグリップ力重視の『G3』を採用していたが、今作ではクッション性を重視した結果『ラバーアウトソール』になった様子。

重量

28.0cm/259g
重くも軽くもないといった感想。レースシューズとしては重めの部類に該当する。

価格とサイズ感

定価:18,700円(税込)
サブ3〜4を目指すレースシューズとしては他社と同価格帯。(ボストン12・ズームフライ5など)

サイズ感はハーフサイズ上げることをオススメする
靴の作りが小さく普段購入サイズではつま先が痛くなる。
普段27.5cmを購入しているが、今回は28.0cmを購入。ネット購入の際は注意が必要。

参考:他購入済みシューズサイズ
S4→27.5cm
マジックスピード3→27.5cm
ゲルニンバス26→27.5cm
ウエーブライダー26→27.5cm

【徹底解剖】シューズの特徴

ウエーブリベリオンフラッシュ2の特徴は『SSA』『足に優しいクッションの2点

スムーズスピードアシスト(SSA)

ミッドフット着地で走っている私にとって、靴によるサポート力を強く感じる。具体的には踵が付かないことによる足抜けの早さに感動した。スムーズに足を前に運ぶことが出来る。走り出しでも効果を実感することができたが、フルマラソンの壁である30km以降においては、より心強い味方としてフォーム維持に活躍してくれるだろう。

♦️付録
『SSA』は『ウエーブデュエルPRO』が初搭載となり、発売当時はかなり尖った見た目から非常に話題となった。その頃に比べかなり大人しい見た目に落ち着いたが、機能力としては健在。発売当初からその奇抜な見た目から気にはなっていたが、私の走力では履きこなすことが難しいと考え敬遠していた。だが、この度サブ3〜4向けのシューズとして機能が降りて来たため、フルマラソン後半でフォームが崩れる方や気になっていた方には是非試してみて欲しい。

『SSA』が初搭載されたシューズ
ウエーブデュエルPRO

足に優しいクッション

足当たりは非常に柔らかい。見た目を裏切らないクッション力。プレート内蔵のため固いことを想定していたが、真逆で足に優しいシューズ。プレート上層部に位置する『MIZUNO ENERZY LITE+』が非常に柔らかく沈み込みを感じる。フルマラソン後半に向けて足を温存することが出来るクッション力を提供してくれている。また『WAVE PLATE』がフルレングスで搭載されたことで肉厚なクッションから発生する横振れを抑制し、スピードを出した際もしっかりと安定して走ることができている。

クッション性能

レースシューズとしては非常に柔らかい。

ファーストインプレッション

柔らかい!足離れが良い!
この感動が非常に強かった。元々低いハードルで見込んでいたのも事実だが予想を超える性能の高さに驚いた。また踵部が切り落とされた形状から安定感を不安視していたが、プレートが支えてくれておりグラつくことなく安定している。また常に前方向へ荷重が乗っている感覚がある。そのため靴のサイズ選びには注意が必要。小さめやピッタリサイズで購入した場合、走行中に指が痛くなる可能性が高い。

気になった点

沈み込みが強い
『MIZUNO ENERZY LITE+』が非常に柔らかく沈み込みを感じる。ピッチ走法向けの方はもたつきを感じるかもしれない。

カーブが曲がりにくい
肉厚なクッション材により、カーブは下駄を履いているかのように曲がりにくい。直進に関しては『WAVE PLATE』のおかげで安定感があり問題なし。

プレートによる助力を感じない
『WAVE PLATE』による助力はほとんど感じない。レース向けシューズであるが早めのジョグから使用できるレベルだと感じる。

靴紐が短い
靴紐の穴の一番上まで通して結ぶ『レースロック』を行うと紐の余りが短く着脱が大変。使えないことはないが頻繁に脱ぎ着する場合は少々厄介。

ウエーブリベリオンフラッシュ2がオススメな人

オススメする人

・サブ3.5〜4を目指しており、後半の足残りに不安を感じている人
・『SSA』を安価に試してみたい人
・レース用兼早めのジョグで使用できるシューズを探している人
・フォアフット、ミッドフット着地の人
・プレートによる助力が苦手な人

オススメしない人

・ピッチ走法の人
・ヒールフット着地の人
・硬めのシューズが好みの人

まとめ

結論:フルマラソン後半で足が売り切れる人。ペースを維持して長い距離を走りたい人向けのシューズ
試着時では好感触ばかりを感じたが、実際走り出してみると気になる点も多く、人を選ぶシューズであると再認識した。クッション感はアディダスの『ボストン12』と似ていると感じた。
買って良かったか?と質問されると、コスパは良いと思うが、ペースの早いジョグで使用するシューズをすでに持っている場合は買わなくても良いと思う。という回答になってしまう。

購入先リンク

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