ランニング用ソックスってホントに効果があるのかな?と疑問に思い購入。
Tabio(タビオ)について
Tabio(タビオ)は靴下専門の会社。昨今安価な中国製の靴下が多い中で、日本製にこだわりを持ちブランド展開をしている。ブランドコンセプトは、「靴下は消耗品。ファッションとしての意識が低い。というイメージを製品力で改革」できるよう日々努力されている様子。購買層は女性が9割のようで、靴下にまで気を配るお洒落さんに人気。スポーツソックスはメイン事業ではなく靴下作りで得たノウハウから展開されている。
それでも靴下専門で事業展開されているのは凄いな。と思い購入。
レーシングランについて
レーシングランは『アーチサポート』『メッシュ』『立体製法』『シリコンラバー』の4点が特徴。特に『アーチサポート』は特許を取得している。
私が靴下に求める機能としては、耐久性と足のトラブル代表格である足底筋膜炎&水膨れの回避。本製品はアーチサポートとメッシュ&吸水速乾素材によりトラブル回避力が高いと考えている。
ここから本当に効果があるのかチェックしていく。
レーシングラン外観
5本指靴下としては至って普通の外観。とは言ってもソックスはハサミのように完成されたフォルムであると思うため、特出して記載することもなし。
強いて上げるなら、アーチ部分が側から見てもキュッっと絞られており、シリコンラバーが小指まで細かく配置されている。
レーシングランのサイズ感と厚み
サイズ感はサイズ表でピッタリ。
靴下という特性上伸縮性があるためサイズ表通り購入すれば外れることはないだろう。
靴下の厚みは中厚手。薄くも厚くもない。
ファーストインプレッション
普通の5本指靴下。もう少し感動があるのかと期待していたが、ハードルが上がり過ぎていたかもしれない…。
『アーチサポート』も強い締め付けを感じることがなく、意識すればあるかな…?くらい。(ダイヤ状になっている)
『メッシュ』は通常の靴下で見れないくらいに目が荒く、通気性は想像以上に抜群。ただし5本指という特性上、着脱する際に目の荒い部分を引っ張るため、脱ぎ履きの際は気を遣う。
走った感想
シリコンラバーのグリップ力が凄い。靴を履く時にラバーで引っ掛かりを感じた。
靴の中で足がズレる人にはかなりオススメできそうな一品。
通気性も問題なく、水膨れなどの足トラブルもなし。
ただし、期待していたアーチサポートは弱く、足底筋膜炎のサポートには物足りない一品。
まとめ
結論:シリコンラバーによるグリップ力を求める人以外は購入する必要なし。
アーチサポートの貢献度が弱く、通気性を求める場合は厚みの薄い靴下を購入すれば解決できるため、本製品に固執する必要はないと感じた。ただし5本指ソックス特有の履きにくさはあまりなく、ソックスを履く時間は、他の5本指よりも早く履けると思う。(指ポケットに指を入れやすい)
総括として、2,000円出して購入するのであれば1,000円以下で販売されている厚みの薄い三足セットを購入する方が、連日の練習で洗い替えが出来るため良いと思う。