雨予報のマラソン大会用に購入。フルマラソン後もサラッとした足裏に驚いた高性能ソックスをレビュー。
ItoiX とは
「全てのアスリートのトップギアに。」をスローガンに掲げ、和紙素材ソックスを展開する福岡県の会社。原料は「マニラ麻」を使用することで、地面を踏みしめるたびに汗や雨などの水分を押し出し、常にドライ感を維持させる機能性が強みであり、自衛隊駐屯地内でも専用モデルが販売されるお墨付き。ソックス1枚でそんなに変わるのか?ランニングにおける実用性を解説していく。

外観
表面
カラーは大会に向けて購入したため、気合の入る赤色に。加えてマラソン大会シーズンは寒いため足首を守れるセミロングタイプをチョイス。ストレスとなる縫い目を最低限にする徹底っぷりが見て取れる。

裏面
表面と見分けがつかないくらい精巧な作り。ドライ感を優先するため、滑り止め用ゴムなど全て削ぎ落とした作り。

サイズ感と厚み
サイズ感:表記通りで問題なし
和紙素材はデリケートであり、通常のソックスに比べ伸縮性は弱い。もし迷った際は大きめサイズをオススメする。
厚み:普通より少し薄手?と感じる程度
薄くも分厚くもない。並の厚み。そのためソックスの厚みからシューズに影響を与える可能性は低い。

価格とカラー展開
5本指ショートタイプ:2,200円(税込)
5本指セミロングタイプ:2,800円(税込)
ランニングソックスってこの価格帯が無難というか、各社揃えて来ている感じがある。
厚底シューズの40mm以内ルールのように、2,000円台でどれだけ良いソックスを作るか。という戦いをしているイメージ。
カラー展開:8色
ショートとセミタイプともに豊富なカラー展開をしている。

ファーストインプレッション
和紙素材特有のゴワゴワ感と着用時の気を遣う感じは相変わらず健在。ドライ感を最優先にするためアーチサポートや滑り止めなど他機能性は感じられないな。っというのが初感。
ソックスという酷使される消耗品であるにも関わらず、デリケートに扱わなければいけない和紙素材の使い勝手はやはり少し大変。

42キロ走り切った感想
「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!すげーよこいつ。42キロ走った後も足裏がサラッとしてやがる…。普段の練習でも15キロほど走れば、フローリングに足跡が残るくらい湿っている足裏が、42キロ走ってもサラッとしてるんだぜ。な、何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった…。」
本当に驚いた。フルマラソン当日は幸いながら雨に打たれることはなかったが、水たまりや給水所で派手に水浴びを行った。なのに足裏はサラッとしていた。「この機能性は本物だ!」ってマラソン後の疲れた体で驚いた。そりゃ自衛隊員も選ぶ訳だ。っと実力で納得してしまった。

【徹底解説】ItoiXの強み
ドライ感への強いこだわり
42キロ走り切った感想の通り、このドライ感は本物。雨の日やトレイルランなどの目まぐるしく地形が変わる環境において非常に強い味方になってくれることは間違いない。完走後の靴下を脱ぐのが怖いという恐怖から解放される。

シームレス設計
5本指ソックス特有の指先の生地余りがなくピッタリサイズで着用できる。またドライ感を追求するためか、縫い目による厚みの変化がなく着用後のストレスがない。

気になる点
雨の日用ソックス
アーチサポートやズレ防止のゴムグリップなどの他機能性が搭載されていないため、晴れの日で足が蒸れにくい環境である場合は、他ソックスを使用したいと思ってしまう。

和紙素材特有の気遣い
本商品は他和紙素材ソックスに比べ耐久性が高いと謳われているが、経験上和紙素材ソックスはすぐに破れてきたことが多いため、やはり気を遣う。また走り出せば気にならないが、和紙素材特有のゴワゴワ感もあるため、試し履きだけで良さを実感することが難しい。

まとめ
総括:雨の日用ソックス
雨の日の安心感が半端ない。これ履いておけば失敗しない。ただし雨の日や路面状況が悪い中で走るランナーは限られるため、自ずと購買層が偏り良い商品であることを実感してもらえるチャンスが少ないのは勿体無い。なので、晴れの日向けに滑り止め機能付きソックスなど幅広いラインナップを始めて欲しいと思った。でも実現していないのはドライ感に対する追求心が強いのだろうな〜っと職人魂が感じられた。
購入先リンク

【おまけ】自衛隊限定モデル
自衛隊限定カラーを駐屯地内の売店で購入してきました。
カラーは『オリーブドラブ』と『コヨーテ』のラインナップがあり、価格も少し安かったです。
通常品:2,860円
自衛隊:2,475円

