飲むと呼吸が楽になるという商品。本当に効果があるのか?実証実験。
結論
わからない。購入後約2ヶ月間、強度の高い練習時に試したが体感することはできなかった。
だが、商品サイトのレビューでは「効果があった!」という意見が多数あり、個人差が大きい商品と思われる。個人差が大きくなる理由や商品情報について解説していく。
商品情報
「運動に、もっと酸素を!」がキャッチフレーズ。フレーズ通り、飲めば呼吸が楽になるという商品。成分としては、ヘム鉄、コエンザイムQ10、7種のビタミンB群の他、アスタキサンチンが配合されており、酸素の働きをサポートする成分が盛り込まれている。
成分名 | 効果 |
---|---|
ヘム鉄 | 赤血球中のヘモグロビンを構成する成分。酸素を全身に運ぶ役割を担っており、鉄分の中でも吸収率が高い。 |
コエンザイムQ10 | ミトコンドリアの働きを活性化させ、活性酸素の発生を抑制させ体へのダメージを抑える。(まだ研究結果が弱く信憑性は微妙) |
アスタキサンチン | 活性酸素による筋肉細胞の破壊を抑制。身体に蓄積されている脂質をエネルギーへ変換しやすくする。 |
使用方法
運動する30分前を目安に4〜6粒を服用。
なぜ呼吸が楽になるの?
酸素を運ぶヘモグロビンの材料は鉄。そのため吸収率の高いヘム鉄を摂取することで生成を促進。ヘモグロビンが増えることで呼吸が楽になる。
という原理だと思われる。また活性酸素というキーワードを意識している成分表から、長時間の運動による身体の疲労を軽減させ、楽にさせようという狙いがある様に思われる。
効果を体感できない理由
おそらく単純な理由で、食事から十分な鉄分を摂取することが出来ているからだと思われる。そのためサプリで鉄分を補給しても効果を感じることが出来なかった。もしくはサプリ自体の吸収率が悪く摂取量が足りていない。いずれにせよ個人差が大きいと思われる。
鉄は沢山取るとマラソンで有利になるの?
いいえ。鉄過剰症という病気になります。(人間の身体難しすぎワロタ)
鉄過剰症は、体内のさまざまな臓器に鉄が過剰に蓄積されることによって起こる症状のこと。特有の自覚症状はなく、進行すると肝障害や心不全などの臓器障害、がん、神経変性疾患などを引き起こす危険性がある。輸血を何回も受けたり、鉄の補給量が多すぎるなど、鉄が過剰に体に取り込まれることが原因。1日あたりの鉄分の耐容上限量は男性50mg、女性40mg。
まとめ
総括:一度自身の身体に合うのか試してみるのが手取り早い。
私個人としては効果を体感することが出来なかったため、リピートはなしの予定。食生活が偏ったり、年齢を重ねていった際、改めて試してみたいと思う。また今回は推測での回答が多くなり申し訳ない。専門性のない素人が知的好奇心で調べた結果がこれである。チラシの裏感覚で楽しんで貰えると嬉しい。
購入先リンク
参考ページ
本記事をまとめるにあたり下記ページを参考に勉強させて頂きました。この場で御礼申し上げます。(敬称略)
・大正製薬
鉄分不足度チェック
ランナー貧血って?動悸、息切れ、パフォーマンスが上がらない……なら疑って・J-STAGE
コエンザイムQ10・小谷修平のランニング講座
何歳までも健康に走り続けるための活性酸素との付き合い方・日本陸上競技連盟
過剰な鉄分は身体に害です!