大人気ゲルニンバスシリーズ最新作。前作は賛否両論あったが今作は一体!?
サムネは軽さを表現したくて指一本で撮ってみた の構図。
ゲルニンバス28 とは
アシックスの豊富なラインナップの中で、クッション性を最重視したフラッグシップモデル。コンセプトは「雲の上を走るようなソフトな履き心地」であり、非常に柔らかいクッション性が売り。ランニングにおいて柔らかいシューズは、ゆっくり走る(リカバリージョグやLSD)ことを目的に着用される機会が多いが、今作の28代目は適しているのかチェックして行く。

外観
側面
アッパーは『エンジニアードニット』を採用。前作(27)はメッシュ素材であったが、今作はニット素材に返り咲いた(26はニットだった)。側面からも分かる通り、ミッドソールが肉厚すぎる。クッション性フラグシップの名は伊達ではない。


カラーは『ブラック/グラファイトグレー』を購入。要するにオールブラック。タウンユースからジョグまで幅広く使える色をチョイス。今シーズンのアシックス推しカラーのグリーンは、ゆっくり走るには少し派手すぎる…。
背面
ヒールフット着地を受け入れる気マンマンの傾斜がお出迎え。踵を削るのは軽量化の主流。また大きめのプルストラップは伸縮性があり、着用時に便利。


靴底
アウトソール材は『HYBRID ASICS GRIP』を採用。耐久性とグリップ力を兼ね備えた賢い采配。着地が想定されている箇所以外はアウトソール材を削り軽量化に貢献。そのためミッドソールが剥き出し。
・黒色箇所:耐久性に優れた『AHAR+』
・灰色箇所:グリップ力に優れた『ASICSGRIP』 を採用。

重量
27.5cm/280g
前作より30gも軽くなったが、手に取って変化を感じるほどではない。

価格
定価:22,000円(税込)
値上げが止まらない。前作から1,100円アップ。ボメロプラスに合わせてきた気がする。この合わせ方は、もっと上げたかったけど留まったのか。値上げする必要なかったけど、吊り上げてきたのか気になるところ。
| シューズ名 | ゲルニンバス28 | ボメロプラス | 1080 v15 | ボンダイ 9 |
| 定価 (税込) | 22,000円 | 22,000円 | 22,000円 | 24,200円 |
サイズ感
サイズ感:普段購入サイズで問題なし。
♦︎参考:他シューズサイズ
ノヴァブラスト4&5→27.5cm
ゲルニンバス26&27→27.5cm
ペガサス41→28cm
マジックスピード4&5→28cm
ファーストインプレッション
足当たりが優しくなったな!ミッドソールのお味は…? んあ!前回と同じ!?今作はマイナーチェンジってことか〜 っというのが初感。
前作が賛否分かれるミッドソール構造であったため、爆発的に人気だった従来モデルの硬度に戻してくると予想していたが、アッパー周りと軽量化が施されたマイナーチェンジモデル。確かに考えてみると、25代目から26代目も似たような変更点だった。すなわちゲルニンバスは2世代周期でサイクルなのね。

どのシューズと似てる?
『Fresh Foam X 1080 v14』の柔らかいが、腰のあるクッション性という点が似ている。前作の27は軽やかに走れず、『Fresh Foam X 1080 v14』の下位互換であったが、今作は軽量化が功を奏し、かなり軽やかに走れるようになった。そのため、より似たシューズになったと感じる。

クッション性能について

MAXレベル ドロップ差: 8mm
ミッドソール材は『FF BLAST+ ECO』を採用。柔らかいが芯(腰)のあるクッション性。実測値で前足部4cm・踵部6cm。これだけ分厚いが、着地時にブレを感じることはなく安定感が高いのは、さすがとしか言いようがない。また踵には『PureGEL』が内蔵されており、ヒールフットランナーの足を労る親切設計。



【徹底解剖】シューズの特徴
軽やかに走れる
前作から30gの軽量(サイズにより差あり)が行われ、手では変化を感じ取れなかったが走り出すと明らかに軽くなった。「これゲルニンバスなのか?」と思うレベルに足が軽やかに回る。ゲルニンバスは汎用性が低く、初めての1足目としてオススメしにくかったが、今作からは幅広い練習で使えるようになりクッションシューズというより万能シューズに近くなった。

足当たりの優しいニット素材
アッパーがニット素材に返り咲き、足全体が優しい素材で覆われるようになった。ただ、26代目のニットは全体的に生地が伸びやすかったが、今作は伸びないニット素材。足当たりだけを良くし、耐久性の改良を施してきたのだと推測する。

プレミアムシューズのフィット感
さすが定価で2万円を超えるシューズ。他シューズに比べ極上なフィット感を提供してくれる。くるぶし周りの豪華なクッションに加え、シュータンは伸縮性のあるニット素材で足当たりは抜群。足を労る日には最高なプレミアム感。


気になる点
ミッドソール材の硬度に変化なし
前作で賛否が分かれる、硬さのあるミッドソール材に変更されたゲルニンバス。今作は従来(25や26代目)のような『グニュ』っと潰れ切る柔らかさに戻るのか?と少し期待していたが、全く変わらない硬度だった。そろそろ26代目から買い換える人も増えてくる頃合いのため、柔らかさを気に入っていたユーザーが「次にどのシューズに乗り換えれば…」という迷子になることは間違いない。

ゲルニンバス28 がオススメな人
個人的に購入して失敗でした。理由は前作の27とほぼ同じクッション性能だったことに加えて、ゲルニンバスに求めている性能からかけ離れていっているため。クッションシューズに求めるのは、ポイント練習翌日の疲労抜きジョグにおける快適性。ゆっくり走ることが目的なのに、軽くして早く走れるチューニングをされても意味がない。そして値上げの理由が、求めている以外の改良によって発生したと考えると残念。
適正ペース
お好きなペースで走れます。ただ、早いペースで走り続けることが得意なシューズではないため、のんびり走る日に使うことを前提に購入するのがオススメ。
オススメする人
・のんびり走れるシューズを探している人
・柔らかいが蹴って走れるMAXクッションを探している人
オススメしない人
・潰れ切ってくれる柔らかいシューズを探している人
・設置感を得られるシューズを探している人
まとめ
総括:ダイエット成功
軽量化が1番の目玉って、レースシューズじゃあるまいし…。クッションシューズに求めていることは快適性とクッション力。前者は今回アップデート出来たと感じるが、後者は従来品と比べると頷くことが出来ないのが実情。もう厚底シューズ履きすぎて感覚バグって来ているのか、過去作が良いと言い続ける老害になってきているのか…。いずれにしても、手に入らないくらいに人気だったゲルニンバスの面影が無くなるのではないかと心配になる今日この頃。
↓前作との比較記事もどうぞ
購入先リンク





