格安ジムとして勢力を伸ばしているチョコザップ。実際どうなの?ランナー目線で使い勝手をレビュー。
結論
トレッドミルがメインであれば快適。筋トレ目的なら他ジムがオススメ。
なぜそう思ったのか、解説していく。

入会した背景
このクソ暑い日本の夏をなんとかしてくれ!走れる時間が日の出前or日入り後しかなく、自由に練習出来ない日々がストレスに。「いつでも走れる気候って恵まれてたんだな…」っと夏以外の気候に感謝する日々を打破するため、トレッドミル購入を検討。だが、安価なモデルで約5万円。良いものであれば何百万の青天井。「安物買って失敗するのも嫌だし、場所取られるのも辛い。加えてエアコンつけて走るって、私ランニングにお金かけすぎ!?」ってなるのが目に見えていたので、トレッドミル購入はスルー。結果ジムに入会する機会を伺っていたところ、チョコザップが1ヶ月無料キャンペーンを開始してくれたので、この機会を逃すまいと入会。

チョコザップを選んだ理由
ジムで使用したいのはトレッドミルだけのため、とにかく安く使えるジムが絶対条件。調べていると、土足OKなチョコザップがあるじゃないか!日頃使用しているシューズをそのまま流用できるのはランナーとしてポイントが高い。そのため自然とチョコザップが最有力候補として決まった。もし地元に格安(3,000円)で使用できるジムがある方は、そちらも検討してどうぞ。

チョコザップの良い点
トレッドミルは快適
エアコンが効いている(27℃)環境で走れるって贅沢すぎた。傾斜に速度も不満なく使用でき、ランナーであれば文句なしの環境。ちなみに混んでいる場合は1回15分で譲り合う優しさが必要になるため、人の少ない時間帯やトレッドミルが多めに設置されているお店に通うのがコツ。

月額が安い
ジム入会のハードルを大きく下げる月額約3,000円は非常に魅力的。市営ジム並みの安さを民間経営で実現しているのは普通に凄い。

防犯カメラの数が凄くて安心
この狭い空間にありすぎだろ笑。って思うくらい天井を見上げると防犯カメラがついている。女性にも安心して使って欲しい。というチョコザップの想いが伝わってくる。

スマホ1つで入退出できる
スマホアプリのQRコードで完結するため持ち物が増えず便利。私はいつもタオル、水筒、イヤホン、スマホの4点でジムに向かっている。

チョコザップの気になる点
筋肥大目的の利用はオススメしない
フリーウェイトエリアがないジムは筋肥大において効率が悪い。私はランナーに転身する前の5年間筋トレメインでジムに通っていたが、筋肉の可動域をフル活用できるバーベルやダンベルが使用できるジムに通うべき。効率が段違いに上がる。体を引き締める目的であればチョコザップのマシンでも十分OK。

トレッドミルのボトルケースが小さい
長時間使用することを想定しておらず、500ml程度のボトルしか入らない。1ℓボトルは入らないため注意。(※トレッドミルのモデルは店舗によって違う可能性あり)

綺麗な環境ではない
低コストを実現するため無人経営。そのため細かいところまで清掃が行き渡らず、汚ねぇ箇所を数えだすとキリがない。入会初日にゴキ⚪︎リが死んでいる姿を見て、ネットの噂は本当だったんだと確信した笑。ジムに限らないが、使う人のモラルに大きく依存するため、使用者が少ない店舗を探すのがわかりやすく綺麗だと思う。

息苦しい時がある
これは仕方のない問題であるが、日頃運動をされない(汗をかいていない)ライト層をターゲットにしたジムであるため、激臭を放つ人がチラホラ…。そのため急に高所トレーニングが始まる時がある。

トレッドミルのトレーニング効果について
トレッドミルってトレーニング効果ちゃんとある?っと疑問に思う方向けに個人的なアンサーを。

トレッドミルの良い点
・天気や気温に左右されず走れる
・足に優しい
・傾斜1%つけることで屋外と同じ感覚で走れる
・動画やアニメを見ながら走れる
トレッドミルの悪い点
・足が弱くなる(着地衝撃を受けないため)
・ストライド走法の方は走りにくいと感じる
・起伏がなく一定ペースのため心拍数が上がりにくい
・走行風がなく暑い
・景色が変わらず飽きる
・ジムでは順番待ちなど周りを気遣う必要がある
結論
走れるなら外がオススメ。トレーニング負荷が下がりやすい=効率が悪くなりやすい っと感じている。そのためトレッドミルを使用する際は、強度高めのトレーニングを行うように心がけている。具体的にはレースペースでペース走を行うなど。

参考情報
世界的に有名な中距離選手であるヤコブ・インゲブリクトセン選手の故郷はノルウェーであり、冬季は屋外で走るのが厳しい環境。そのためトレッドミルでの練習が主軸となり、世界と戦う力を養っている。もちろん普通の使い方ではないでしょうが、こう聞くとトレッドミル練のモチベも上がりますね。

まとめ
総括:安いのは安いなりの理由がある。いい点を使い倒そう。
暑い夏の回避にジムは最高!でも汚い!って記事になってしまったが、約3,000円で24時間快適に走れる環境を提供してくれているのは非常にありがたい。トレッドミルで走り出せば、悪い点は見えにくくなるため、美味しい所をありがたく頂こう。
おまけ
チョコザップ入会でもらえるおまけ
体重計とスマートウォッチが貰えます。これだけ安いのに無料配布って凄すぎィ。体重計はチョコザップアプリで自動記録してくれるスマート体重計で悪くない。スマートウォッチは子供の玩具か?と思う性能。正直どちらも使ってない。

購入検討したトレッドミル
とにかく省スペースで保管できる商品を第一条件に調べ倒した。
第一候補:WalkingPad X21
布団のように折り畳める画期的なトレッドミル。ただ、MAX時速12キロ(5分/km)までしか出せないのが弱すぎる。

第二候補:BW-SRM16M
ツライチになるトレッドミル。MAX時速も16キロ(3分45秒/km)まで出る優れもの。ただ省スペース性とコストを抑えるためか、走行スペースが狭くストレスを感じる可能性あり。

結局どれも納得できる商品がなく見送りに。MAX時速16キロ以上・省スペース保管・走行スペース問題なし。という素晴らしいトレッドミルが出たら起こしてくれ…。