試行錯誤の末、辿り着いた持ち運び方法を紹介。
結論
春〜秋はマルチポケットパンツにソフトフラスクを突っ込む。
冬はウェルビー ランニングボトルを腰に挿す。
これが最適解。なぜここに行き着いたのかを解説していく。


俺の水運びの歴史
自動販売機
当たり前に自販機が動いている日本。「これを使わない手はないだろう!」っということで走る度に自販機でスポドリを購入していた。特に電子マネー決済ができる自販機はお金を持ち運ぶ必要がなくとても便利。だが、600mlのアクエリアスは1回で飲み切ることができず、手に持って走るには邪魔。その上毎日お金もかかる。ランニングというお金をかけずに楽しめる趣味で毎日小銭をバラ撒くのはどうなんだ?っと思い、自宅から水を持ち運ぶ決心をした。

トレランザック
『ランニング 水持ち運び』っと検索すると、ウェストポーチやトレランザックが上位に上がってくる。初心者の頃の俺は「おー!こんなものがあるのか。ザックなら暑くなった時にジャケット収納もできて便利だな!」っと思い飛びついた。結果、失敗した。トレランザックは左右の胸ポケットにそれぞれボトルが入る作りになっているのだが、1本だけ入れるとザックが偏る。そのため2本入れたいところであるが、2本入れると荷物が重い。何よりボトルにザックと洗い物が増えて面倒で、その上走っているとザックで背中に熱がこもり暑い。毎日練習を行うランニングという種目において、走り出すための準備は最低限が良いと思うようにもなり、結果として使わなくなった。

マルチポケットパンツ&ソフトフラスク
先のトレランザックは、この界隈で有名なサロモンの商品を購入したのだが、サロモンはザックにソフトフラスクが付属しているケースが多い。そこで「このソフトフラスクをマルチポケットパンツに入れることが出来るんじゃないか?そしたら洗濯物減って便利じゃね?」と思い、早速マルチポケットパンツで有名なミズノの商品を購入。結果として大成功した。

ウェルビー ランニングボトル
『マルチポケットパンツ&ソフトフラスク』の組み合わせで、俺の水運び問題は解決出来たっと思われたが、冬になると寒くて着込むようになる。着込むとマルチポケットパンツの上からウィンドブレイカーを着用することになり、ポケットに入れたソフトフラスクが取り出せない問題が発生した。で、あれば1番外側のズボンにポケットがついたパンツを購入すれば良いと考えたが、そのような商品が現在この世に存在していない。基本的にマルチポケットが付いているパンツは薄めで、春〜秋向けの商品が多く冬用の商品が存在しない。結果として、マルチポケットパンツ&ソフトフラスクの組み合わせが封印され「どうしたものか…」っと考えていたところ、ウェルビーのランニングボトルを見つけた。この商品は350mlっと持ち運べる水の量は少ないが、冬はそもそも喉が乾きづらい。であれば問題ないのでは?と思い購入したところ、上手く行った。結果として、パンツに拘らず使用できるようになり冬はウェルビーのランニングボトルを愛用している。

購入時の選定ポイント
マルチポケットパンツ
ソフトフラスクを入れられる大口のポケットが付いている商品を購入すること。
現在マルチポケットパンツは数多く販売されているが、大口のポケットがついていないタイプもある(特にアシックスは小さいポケットが多い…)。ミズノやTIGORAの商品であれば腰部分に大口のポケットがついており、ソフトフラスクを入れることができるためオススメ。


ソフトフラスク
背の低いソフトフラスクがオススメ。
ソフトフラスクは各メーカーで形がそれぞれ異なるが、例えばサロモンの商品は細長い(容量500ml)。対してネイサンの商品はぽっちゃり体型(600ml)。ぽっちゃり体型の方が1度に持ち運べる水の量が多く、ストレスなくポケットに入るためオススメ。
っといってもソフトフラスクは水の容量を減らせば、小さくなれる自由自在の体型をしているため、最悪どれを買っても大丈夫。


ウェルビー ランニングボトル
選べる選択肢がないので、これ買っておけば大丈夫。
安い偽装品も出回っているようですが、作りが甘いと水漏れして面倒なため、素直にこれを購入しておくのがオススメ。2シーズン使用しましたが、しっかり閉めれば水漏れなく安心して使えてます。


まとめ
総括:サッと走り出せるのが大事
ランニングが日課になっている方は、多少面倒事があっても気持ちがブレずに走り出せるが、日課になっていない初心者ほど、走り出すまでのハードルは低いほど継続率がグッと上がる。そういった意味でも洗い物や荷物を減らせるマルチポケットパンツを活用するのが1番オススメ。楽して経済的なこの方法、ぜひお試しを。