2024年の夏は異常な暑さでしたが、12月に入ってから冷え込み始め、足首周りが寒いのを対策したい気持ちに。足首を守れるランニングソックスを探していたところ、面白い商品を見つけたので購入レビュー。
R×L ソックス Type-NON とは
R×L(アールエル)とは、Right(右)とLeft(左)の頭文字から来ており、世界初めてソックスで左右専用品を作成したメーカー。「靴が右左あるのに、なぜ靴下には右左がないのだろうか」というシンプルな疑問から、左右の足形状に沿った専用品の開発に成功。現在も「靴下は足になる時が来る」という哲学を持って製品開発を努めている。その中で今回購入した『Type-NON』は中長距離向けのレーシングソックス。この商品にもR×Lの特許が詰め込まれた商品になっている。他社に比べてどこが優れているのか紹介していく。

外観
表面
今回はラウンド形状(指先が分かれていない構造)を購入。理由は毎日の練習で使用するため、楽に着脱できるソックスが良かった。

裏面
滑り止めは指先のみ配置。分厚いゴムが貼られており、グリップ力はかなり強い。

サイズ感と厚み
サイズ感:表記通りで問題なし
通常のソックス並みに伸縮性があるため、サイズ選択で失敗する可能性は低い。
厚み:普通より少し薄手?と感じる程度
薄いソックスではなく、分厚いわけでもない。並の厚みといったところ。
アーチサポートは気持ちある程度で、他社ソックスより弱い。
価格とカラー展開
定価:2,200円(税込)
ランニングソックスってこの価格帯が無難というか、各社揃えて来ている感じがある。
厚底シューズの40mm以内ルールのように、2,000円台でどれだけ良いソックスを作るか。という戦いをしているイメージ。
カラー展開:3色あり
赤・黒・青の3色展開。

ファーストインプレッション
グリップ力も凄いが、前足部ゴムの異物感が凄い。フィット感はさすが特許を取得しているだけに抜群。ズレてくる感覚はなく安心だが、思った以上の感動はないな…。というのが初感。
ソックスに感動を求めるのもどうなの?という話ですが、普通に使える靴下。という表現がしっくりくる。

走った感想
本当にソックスがズレてこない!
ランニングソックスってくるぶし丈までのソックスが非常に多く、足首まで守ってくれる商品って少ないと思ってまして、その中でしっかり足首まで守ってくれ、ズレてこないことが普通に嬉しかった。また指先の分厚いゴムも走り出すと違和感を忘れて走ることができた。


【徹底解説】Type-NONの強み
ズレにくい特殊製法
靴下がズレない秘訣は、特殊製法にあり。靴下単体で置いた時も足首が自立する!(これ普通に凄くないですか笑)そのため着用した際も、生地が引っ張られることなくズレてくることがない。

左右立体製法(特許)
親指から小指にかけ指先の生地が短くなることはもちろん。指の太さに合わせて指先の生地の膨らみも違う。左右専用品で開発しているだけに、足形状に沿った違和感のない心地よいフィット感が提供されている。

まとめ
総括:神は細部に宿る
ファーストインプレッション通り、ただ普通に履くと違和感のないソックスであるが、違和感を出させないための工夫が凄まじい。靴下でトラブルを抱えている方や、寒い冬の足首を守りたい方にオススメできる一足。(私は冬の練習でヘビロテしています)
購入先リンク

【追記】耐久性
2025年2月9日に破れました。総走行距離としては約420キロ。
2025年12月末に購入してから走る時は毎回着用していたため、生地を休ませるながら使う?などの工夫が必要だったかもしれない。とはいえ、1ヶ月半くらいで破れたのは少しショック…。
リピートするのか?と聞かれると全然有りだが、同社の別ソックスを試してみたい気分。この寒い冬の足首を守れる他ソックスを探してみたいと思う。

毎回母指球から破れるので、地面にパワーを伝える方法は間違えていないと思われる。あとは蹴る走りを治さないと、またアキレス腱炎が悪化してしまう。