2024年1月に発売されたゲルニンバス26。
リカバリージョグ用にクッションの柔らかいシューズを探していたところ、
クッションシューズ＝ゲルニンバス。と言われるくらいに良い評判を聞いていたため
試してみたくなり購入。
ゲルニンバス26について
ゲルニンバス26は名前の通り26代目のモデル。フルモデルチェンジが25代目で実施され、今作はマイナーチェンジ程度の変更点。とはいえ、不評であったポイントを改修し新発売されたため、より完成度に磨きがかかったモデル。
アシックスの想定使用シチュエーションは、LSDなどのゆっくりペースのジョグであろう。売り文句としては「まるで雲の上を走っているかのよう。」である。強度の高い練習を実施した翌日に履きたいと思えるシューズであるかチェックしていく。
シューズ外観
側面
今回『Black/Graphite Grey』というカラーを購入。
ランニングシューズとして使い終わった際に、日常使いも想定しオールブラックが良かったのだが、WIDEモデルではカラー展開がなく泣く泣く白黒モデルに。
側面からは肉厚なクッションが目を奪う。クッション材は『FF BLAST PLUS ECO』を使用し、踵部分には『PureGEL』と呼ばれるGEL材を忍ばせている。
くるぶし付近に配置されたモデル名はリフレクター機能付き。
背面
クッションの主張が凄まじい。
プルストラップにもリフレクター機能付き。
靴底
二色に分かれているのは意味があり
黒色部分：耐久性に優れた『AHARPLUS』
灰色部分：グリップ力に優れた『ASICSGRIP』
を採用している。
重量
27.5cm/4Eモデル/308g
見た目からすると軽く感じるが、履くとやはり他シューズより重みを感じる。
サイズ感
普段購入サイズで問題なし。
私は普段から27.5cmを購入しており、今回も27.5cmにて問題なし。
ゲルニンバスではWIDEモデル（メンズ4E/レディース3E）が展開されているため、足幅の広い方はWIDEモデルの検討も忘れずに。
参考：他購入済みシューズサイズ
S4→27.5cm
MAGIC SPEED 3→27.5cm
EVORIDE SPEED→27.5cm
ウエーブライダー26→27.5cm
ウエーブリベリオンフラッシュ2→28.0cm
【徹底解剖】シューズの特徴
ゲルニンバス26における特徴は「肉厚なクッション」「HYBRID ASICSGRIP」「フィット感を向上させる工夫」の3点。
肉厚なクッション
クッションシューズとして売り出しているだけにクッション性能はピカイチ。
クッションの厚みは最大部で約52mm。ギャルも驚く盛り具合。
この厚みの中には『PureGEL』が内蔵されており、ヒールフット着地の初心者がよく陥りがちな、踵の痛みを軽減させる効果がある。
GEL-NIMBUS 26
HYBRID ASICSGRIP
靴底で紹介したが、アウトソールには『HYBRID ASICSGRIP』と呼ばれる二種類の素材で構成されている。
黒色部分：耐久性に優れた『AHARPLUS』
灰色部分：グリップ力に優れた『ASICSGRIP』
『AHARPLUS』は耐久性に優れるが、雨上がりの路面でのグリップ感が希薄であり、タイルの上ではよく滑る。そういった問題を解決するために踏ん張る中足部（母指球部分）にはグリップ力の良い『ASICSGRIP』を採用してくれたのは非常に高評価。
フィット感の向上
履き口にはフィット感を向上させる肉厚なパッドがお出迎え。
ガッチリと足をホールドしてくれるため、走り出せば靴の重量をあまり感じなくなる。
シュータンは最近ではお馴染みのガゼットタンク構造。
またシュータンの伸縮性が凄い。
クッション性能について
文句なしのMAXレベル
ファーストインプレッション
初履き時には丸いお餅を踏んでいると錯覚したクッション性能の高さ。
肉厚なクッションから発生すると予想していた横ブレはなく、安定感があることの驚き。
公式サイトで謳っていた『ライド感』はあまり感じることはなく自分の足で走って行く印象。
を受けた。
狙い通り、強度の高い練習を実施した翌日に最適なシューズであると感じた。
ゲルニンバス26がオススメな人
オススメする人
・クッションの柔らかいシューズを探している人
・膝の痛みなど問題を抱えており足に優しいシューズを探している人
・リカバリージョグ用のシューズを探している人
オススメできない人
・スピードを上げて走りたい人（1キロ5分までのペースがおすすめ）
・設置感を得られるシューズを探している人
まとめ
結論：のんびり走りたい人向けのシューズ。
購入して正解だったと感じているシューズであるが、如何せんジョグシューズに2万円弱は少々高い。それでも満足して走っているだからこそ、素晴らしいシューズなのだと走るたびに感じている。
とは故、初心者にオススメしたいシューズであるが、ランニングを始めようと思ってスポーツ用品店にフラッと立ち寄り購入できる価格帯ではないと感じる。そう考えると、やはりランニング好きのリカバリージョグシューズポジションが妥当なのかな。
